“ボージョレー・ヌーヴォー”とは、ボージョレー地区で生産された新酒を意味しますが、“ヴィーノ・ノヴェッロ”は直訳すると「生まれたてのワイン」。
ボージョレー地区の決まった葡萄でしか作られない“ボージョレー・ヌーヴォー”と違って、ノヴェッロは産地も品種もなんでも使ってええでという縛りのない新酒なんです。もやっとした空気感が印象的なフランスで、伝統的な厳しい規格を経て生まれたボージョレーと、降り注ぐ太陽の下で育った葡萄を選り取り選んで作られたノヴェッロ。自ずとその味わいに違いが出るのは明らかですね。果実感が強く、マイルドでアルコール度数も11%とちょっと低め。オープンテラスでいただくブランチの絵が浮かんできちゃいますね。うちにはそんな環境はないので言ってみただけですけど。
日本人っていつからこんなにワイン好きになったんでしょうか。かつては成田空港に入荷したてのボージョレーをテレビ中継したり、カウントダウンパーティー会場からレポートをしていたことなんかがありましたね。まさにバブル絶頂の頃だったでしょうか。あの頃からじゃないでしょうか、11月になるとボージョレー飲まなきゃなムードが生まれたのは。今やコンビニでも予約できちゃうんですからびっくりです。クリスマスケーキにお節と、コンビニは今月あたりから大わらわですよね。
まぁコンビニ云々は余談ですが。であればこそです。それほどボージョレーで騒ぐんだったらなにゆえノヴェッロに食いつかないんでしょうね。
日本人って、フレンチよりもイタリアンのほうが好きでしょ?飲食店の数的にも、フレンチビストロよりもリストランテやタベルナやトラットリアのほうが圧倒的に多いし、そもそもここ新橋にフレンチなんかありませんし似合いませんしハマりそうな客はおりません。メディアがもっと取り上げればきっとボージョレーを上回る人気が出ると思うんですけどね。
ちなみに今年のノヴェッロの解禁日は11月6日でした。
まさに昨日届きたてのノヴェッロはこちら。
一昨年以来毎年買っている“ファルネーゼ ヴィーノ・ノヴェッロ”です。フルーティーでとても美味です。グビグビ飲めちゃうのがちょっと困りもんですが、しかししっかりと飲み応えもあります。だから飲み過ぎちゃうとマズいんです、ノヴェッロだけ(?)は、あればあるだけ飲んでしまうので。よって今年は2本しか買ってません。去年は「10」でしたボトルの金文字。
他に10数年前に有楽町のトラットリアで友人8人と飲んで、あまりのおいしさに1ダース空けちゃった“フェウド・モナチ プリミティーヴォ・ノヴェッロ”も久しぶりに買いました。きっと今年もおいしく出来上がってることかと。
まだ若干の残りはあると思うので、上記商品名でググってみてください、余計なお世話ですけど。ボージョレーと比べてあまりのお安さにたぶんその気になってポチっとやってしまうことでしょう。
今度の背景はPCの時にはあまり変わりませんが
返信削除スマホだとかなり文字が読みやすくなりました。
ワインはあまり飲まないのですが、
背景は良い感じなのでコメント入れちゃいました。
極悪営業マンさん
返信削除貴重なご意見、ありがとうございます。^^/
そうだったんですか。
まだスマホ持ってないので実感できませんが
気を付けまーす。